こんにちは、HIMAGOです。
本日、ホロライブ ENで活動されているMori Calliopeさんのオリジナル曲『失礼しますが、RIP♡』を使用したマッシュアップを作成しました。
失礼しますが、RIP♥【4 songs Electro Swing mashup】
失礼しますが、RIP♡は、最近よくremixで名前見るな~と思っていましたが、いざ曲を聴いてみるとノリの良いラップでかなり良い感じでした。
また、聴いた瞬間Electro Swing(以下ES)が合うなと感じたので、ESで組んでみようと思いマッシュアップを作成したところ思いの外めちゃくちゃ良い感じに出来たので、今回はそのことについて書いてみます。
【過去の作品】
ESのマッシュアップは過去に一度挑戦してみましたが、何か上手いこと出来なかったな~と感じていました。
上手くいかなかったな~と感じた点はただ一つで「思うように展開が作れなかった」です。ESは何か似たようなメロが繰り返しになってしまってAメロBメロで溜めてサビでドカンというのが作りにくいな、というのが上記作品を作った時の感想です。
【反省を踏まえての今回の対策】
失礼しますが、RIP♡を聴いた時、まずNew World Sound & Timmy Trumpet - The Buzzが合うなと思いました。
しかし、何かES特有のポップさが足りないように感じ、実際試しに重ねてみたところ合うのは合うもののしっくりこない感じがありました。
そこで、前回の反省を踏まえてしっかり展開を作るために前半でポップさを出し、キメの部分でThe Buzzをメインに据えようと思いました。
今回、他に使用した曲は以下の通りです。
Peggy Suave - Posin'
Steven Universe - Other Friends [Electro Swing]
Wolfgang Lohr & Loredana Grimaudo - Twenties
そしてDAWの画面が下記のような感じです。
赤:Wolfgang Lohr & Loredana Grimaudo - Twenties
青:Peggy Suave - Posin'
黄:Steven Universe - Other Friends [Electro Swing]
緑:New World Sound & Timmy Trumpet - The Buzz
トラックを分けているのは、EQ調整とかボリューム調整で自分用に分かりやすくするためです。今回は常に何かしら曲同士が重なっている状態なので、音が変にぶつからないように低音側のEQをカットしたり音量調整しています。
そんな感じで4曲使うと、ESでも自分好みの展開の曲でマッシュアップを作ることが出来ました。今回の点を踏まえ、ESのマッシュアップ、また4~6曲程度の複数曲使ったマッシュアップを作る時のコツを書きたいと思います。
①土台となる曲を決める
今回の場合だとNew World Sound & Timmy Trumpet - The Buzzがそうですが、キックやベースをそのまま使う土台となる曲を決めます。個人的に音数が少ないと良いかなと思います。
②足す曲を決める
今回の場合だと他3曲のものですが、EQとかちょっとした調整してそのまま①に乗せても違和感ないものをいくつか選びます。個人的にイントロとかアウトロが分かりやすくキラキラしてる感じの曲が良いかなと思います。
ちなみに、この①、②に追加して『③FXとなる曲を選ぶ』の工程が加わると、私がよくやる20~30曲混ぜるマッシュアップとなります。
【全然関係ないけど難しかった点】
失礼しますが、RIP♥は、メインのとこの後半部分で4/4から2/4になる箇所が2回あります。remixだとあっそっか~くらいの感覚かもしれないですが、マッシュアップだとオケに合うよう声を加工する必要があります。
1回目の部分は前に詰めて対応しましたが、2回目も前に詰めると違和感がめちゃくちゃあったので2回目は後ろにズラしました。
赤:前に詰めたところ
青:後ろにズラしたところ
また後ろにズラした時2拍分空白が出来るので、歌のケツのところを引き延ばしたりリバーブを強めにかけて何か良い感じに聴こえるようにしました(上記の一番下の段)。こういうことは今回の曲以外でもよくあり、毎回面倒だな~と思いますがここの調整が甘いと一気にノリが悪くなるので頑張りましょう。
以上です。気になる点あれば是非コメントお願いします。