こんにちは、HIMAGOです。
過去の記事にて、『マッシュアップの作り方』と題して初心者の方向けに作り方のお話をさせて頂きました。
上記の記事をアップしてからも定期的にマッシュアップを制作して
①オフボーカルのない曲をオケとして使用する場合
②アカペラとオケではなく、オケとオケを組み合わせる場合
そこで今回は、補足編としてそちらを説明させて頂きます。
例:Future Cαndy × Maboroshi【YUC'e + Hyper Potions, Synthion & MYLK mashup】
オケの曲
声ネタの曲
①オフボーカルのない曲をオケとして使用する場合
例に上げました組み合わせでは、Maboroshiという曲をオ
ただ、今回は声ネタに選びましたFuture Cαndyとばっちり合う自信があったため、
その場合、対応方法としては2つあります。
1.無料ソフト(音きりす等)を活用する
2有料ソフト(RX7、trax pro3)や有料サービス(PhonicMind,Koekestra)を活用する。
まず1ですが、
2についてですが、
DTMをがっつり趣味でやってる方は有料ソフトを、
今回の例では、RX7を使ってオフボーカルの音源を作成しました
また、今回の例以外にもオフボーカルのない音源にて制作しているマッシュアップがありますので、ご紹介します。
例:二言目(upu "LIFE" Mashup)
オケに使用しているMONDO GROSSO - LIFE feat.birdは、確かオフボの音源が無いですが、この様にソフト等を用いて声を削除することでマッシュアップとして活用することが出来ます。サビの雰囲気が良い感じにマッチしていて、とても好きです。
(追記)上記マッシュアップの制作者であるupuさんより、RX7にて作成したオフボ音源を使用したと教えて頂きました。RX7はかなり優秀なソフトなので、持っていて損は無いかなと思います。
②オケとオケを組み合わせる場合
まずは、今回の例でのDAW画面をお見せします。
赤:オケ用楽曲(Maboroshi)
上段:①にて制作したオフボーカル音源
中段:音源そのまま
下段:低音カットの音源
青:Future Cαndyのアカペラ音源
緑:Future Cαndyの原曲
上段:音源そのまま(FX的な感じで使用)
中段:高音カットの音源
下段:低音カットの音源
通常、マッシュアップでは声ネタの曲では声だけを活用し、
しかし、今回声ネタに選びましたFuture Cαndyは声ネタのパートが短い為、
そこで、声ネタの短さを補う為、Future Cαndyの原曲をそのまま活用することにしました。
曲と曲をそのまま重ねると音がかなり重なってしまう為、下記の様な感じで低音と高音どちらかを削ると良さげになると思います。
この時、どこまでEQを削るか、
個人的には、オケ側の曲は低音を、声ネタの曲は高音をカットし、音量はちょっと抑えめにすることが多いです。低音は思っているよりがっつり削っても良いかと思います。
また、今回の例以外にも曲と曲そのままを重ねている例をご紹介します。
例:Perfume & ClariS - セラミックガール x nexus
この組み合わせでは、がっつり両曲の音源を重ねていますが違和感なくかなり良い感じに混ざっています。
余談ですが、上記曲を制作していますわっずさんは、VtuberのアメノセイさんのPVを制作していたりします。とても良い曲ですしPVもめちゃくちゃカッコイイので是非見てください!
以上にて、マッシュアップの作り方・補足編は終わりです。また何か特殊な組み方をした時にはご紹介させて頂きます。