こんにちは、HIMAGOです。
これまで当ブログではマッシュアップの作り方を紹介してきましたが、実際マッシュアップを作ってみると「とりあえず重ねてみたけど、これで良いのだろうか…?」と思うことが多々あると思います。
その場合、選択肢としては『そのまま採用する』『気になるところを修正する』
『ボツにする』があります。
折角組み合わせを見つけたのでsoundcloud等にアップしたりイベントで流したい気持ちになるのは分かりますが、時にはボツにする勇気も必要だと思います。
そこで、今回はこれまで私が制作してきたマッシュアップの中で、ボツにしている曲を理由を踏まえいくつか紹介していきます。
①アイカツスターズ - episode solo × Wave Racer - World Record ft. Lido
理由:ネタ被り
恐らくマッシュアップの中で一番多いであろうボツの理由です。
有名な曲同士の組み合わせは、思い付いた時点で検索して被っていないことを確認すると良いです。
②アイカツ - fashion check × Perfume - ポイント
理由:音が汚い
fashion checkはオフボが無いため、この時はTRAX PRO3にてボーカルを抽出して重ねましたが、あまり上手く抜けなかったためボーカル音源が汚いです。
そのため、重ねてみても声の浮きが目立つように感じます。
オフボのある音源でも綺麗に抜けなくてノイズが残ったり、キーを上げ下げした時に音が悪くなったりする時は、素直に諦めるようにしています。
③速水奏 - Hotel Moonside × パトリチェフ - エンゼルフィッシュ
理由:mixが上手くいかない
これは単純に技術不足ですが、ボーカルが良い感じに重ならなかった時はボツにしています。今回の例だと、Hotel Moonsideが変にのっぺりした感じになって良さを活かしきれませんでした。
④アイカツ - Du-Du-Wa DO IT!! × Milkoi - Setsuna(Synthion Remix)
理由:聴いていて気持ちが上がらなかった
Du-Du-Wa DO IT!!もSetsuna(Synthion Remix)もどちらも好きな曲で、実際重ねてみて良い感じにはなりましたが、何となく「ただ重ねただけ」感が出ているように思えたためボツにしました。
意味のある組み合わせをする時もそうですが、単に曲と曲のハマりを重視する場合は特に聴いていてちゃんと気持ちが上がるかどうかが大事だと思います。
⑤平沢唯 - ギー太に首ったけ(8 songs mashup)
理由:自信が無い
こちらの曲は、個人企画であるゼロ年代によく聴いた曲を使ったマッシュアップコンピ『pop decade』 に収録しようとしたものの、ボツにした曲です。
一つのオケに対し、いくつかの曲ネタを乗せるマッシュアップはwhokilledmeさんのYUKIYANAGI - early sky (8 Songs Mashup)やWonder Toybox vol.1の1曲目であるyaminabe curryがあり、自分もやってみたいと思い挑戦してみました。
ただ、実際に重ねてみて出来上がったものの、選曲は独りよがりではないか、キーはちゃんと合ってるか等々考えると自信が無くなってしまったため、ボツにしました。
以上がこれまで私がボツにした組み合わせの一例です。
マッシュアップは他の方が作った曲を組み合わせるため、下手な組み合わせをやってしまうと自分だけではなくその曲を作った方にも恥をかかせることになるので、初心者の方で上手く出来ているか心配な時は、何日か寝かせて耳をリセットした状態で聴き直し、アップしても問題ないか判断するのが良いと思います。