chiptuneコンピ「光vs闇」「cute vs cool」について

こんにちは、HIMAGOです。

先日、chiptuneの分野で活躍されているしのりゅーさん企画のchiptuneコンピ「カワイイチップチューン VS カッコイイチップチューン 対決コンピレーション」に、cute sideにて参加させて頂きました。

氏が企画されたコンピは、これまでに「光のチップチューンVS闇のチップチューン 対決コンピレーション」というものがあり、こちらにも光sideにて参加しております。

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novtos.bandcamp.com

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このブログをご覧になられている方は主にmashupのやり方について調べている方だと思いますが、中にはこの先トラックを作りたいなと思っている方もいると思います。

今回は、そんな方向けに初心者なりにこんな感じで曲を作っているよというのを、上記コンピに参加した曲を使って紹介したいなと思います。

 

①星ふる海の物語

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こちらの曲は1年以上前に作ったもので内容はほぼ覚えていないので、覚えている範囲で書きます。

midiで鳴らしている音の8~9割はこちらのプリセットの音です。

Shirobon Presents: Chiptune for Serum | Shirobon

 

・sweep up、down系は、magical 8bit plugを使いました。

 

・曲の合間にいっぱい鳴っているFXやドラム、その他midiに入っていない音は、ほぼ全部こちらのサンプルパックの音です。

CHIPSHOP [Sample Pack] FREE DOWNLOAD !! by midierror | Free Listening on SoundCloud

 

・曲の構想としては、一番最初にgaburyu feat. 雨歌エル - Sugar Beach (uraboroshi's minimized memories)の出だしのノイズで波の音を再現しているのを聴いて「あ、これやりたい!」と思って作りました。

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・コードは、1:17からの部分はscalerを引用してきて、メロは何かのサンプルパックのmidiをアレンジしたような記憶があります。それ以外は覚えていません。

 

 

②CUTiE NAiL!

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・コード 一番最初にOSTER Project - マージナルのサビのコードをベタで打ち込んで、そこから自分なりにアレンジしていきました。最終的に原型は全く残っていません。コードの鳴らし方はfusq - Cutie Cutieを真似しました。後半にある転調後2小節目で落ちる感じのコードはdaehan - Moe Shop + SPD GARを真似しました。

下降するコードはめちゃくちゃカッコイイので多用しまくってますが、コードをそのまま保ったまま一つずつ落としていくと違和感ある場所は落とす度にコードをアレンジしています。

 

また、コードを考えるコツですが、音楽理論の分からない方は好きなアニソンの好きな部分のコードをいくつかキープしておき、それらを繋ぎ合わせて違和感のあるところを修正していくと良いと思います。

 

あと、転調前にはsusを入れると何か良い感じになるのでオススメです。詳しく知りたい方は予告転調で調べてみてください。

 

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・メロ 私はメロを思いつくのが苦手なので、コードの一番上の音を起点にして適当に跳ねるような感じにしています。

 

・音色 コードのところでM1ピアノをbitcrusherでchiptuneっぽくしたり、前回と同じくShirobon氏のserumプリセットをたくさん使っています。

 

・FX magical 8bit plugやCHIPSHOPのサンプルパック、toad nes drums(後半で鳴っている、マリオがコイン取る時の音)を使っています。

 

・意識したところ 個人的に3~4分くらいずっと繰り返して聴いても大丈夫な良い感じの8小節分のコードがあれば曲としての成立する基礎体力があると思っているので、まずは8小節分自分の気に入るコードを作ることを意識し、あとはそのコードを展開ごとにちょっと変えたり、FXをつけて色々派手にしていきました。

歌モノにこだわらない作曲初心者の方は、まずは8小節繰り返し聴いても大丈夫なコードを作ると良いと思います。

 

 

以上で説明は終わりです。何か気になる点があれば、是非コメントをお願いします。

あと、インターネット系のトラックメイカーはstemデータを配布されていることが多いので、そちらの方も調べてどんな感じで曲が出来ているのか参考にしてみてください。