こんにちは、HIMAGOです。
皆さんは遊んでいますか、アイドルマスターシャイニーカラーズ。私はちょこちょこ遊んでいます。2024年はシャニアニが放送されたり月曜が近いよbot、海老揉めなどが話題になったおかげでシャニマス新規の方も増えたような気がした1年でした。私自身は、2024年は私生活が忙しくてあまりイベコミュは追えていませんでしたが、カードコミュの方は時間を見つけて読んでいました。
今回は、2024年にリリースされたPコミュ/Sコミュから私のお気に入りをいくつか紹介しようと思います。
Sカードコミュ
【三つ数えて】黛冬優子

ストレイライトは冬優子と愛依のライバル関係が強調されたり、あさひの「わたしが勝つのに」という台詞から2人より自分の方が圧倒的に実力があると考えていたりと関係性が最初の頃と変わってきていますが、そんな中でのストレイのほのぼのコミュです。こういうので良いんだよとニヤニヤ出来ました。特にコミュ2の冬優子は最高でした。

【レイニーじゃんじゃん】田中摩美々

摩美々について描かれたコミュです。
コミュ1の方で摩美々が昔のことを思い出して泣いてしまう……と思いきや目薬で泣いた振りをしていただけというやりとりがあり、コミュを見ている側としては「いや、これは実際に何かあったのを思い出して泣いてしまったけど目薬ということで誤魔化したんやろ!!!」と思いました。
ですが、その直後のコミュ2の方で「井の中の蛙大海を知らず」という諺から大海を知らないカエルが可哀想と外野から勝手に思われていることに対して考える場面があり、こちらが勝手に摩美々の気持ちを膨らましてしまっているが実際のところ摩美々は昔のことを別に悲しいものと感じてないかもと気付かされたました。こういうコミュの作り方、好きですね。
【IN THE MOOD VOL.3】三峰結華

三峰と恋鐘の関係を描いたコミュです。
月が焦がれる太陽/月で強烈に描かれていた二人の関係性から更に進んだところが楽しめました。コミュ1が「大好きな人」でコミュ2が「大好きな人の大好きな人」はやりすぎ。ニチャニチャが止まらん。あとカードイラストがかなり良い。シャニマスくんは本当に絵が上手い。
【三恋符のソナタ】杜野凛世

第二回シチュエーションドラマのコミュです。
第一回の方がかなり狂ったギャルゲーだったので一体どうなるのかと思っていましたが、凛世→ツバサ、浅倉→ツバサ、鈴木→凛世とめちゃくちゃ良い感じに関係が絡まった恋愛ドラマで満足でした。
凛世がツバサくんに想いをなかなか伝えられずにいるところや、それでも勇気を振り絞って一歩踏み出すところがとても良いですね。コミュ1のタイトルが「ダ・カーポ(初めに戻る)」で、凛世が今の関係のまま踏み出せないところや、シャニマスがサザエさん時空的に繰り返しているからこそ凛世がシャニPに想いを伝えられないシステム部分のことに掛けている感じがして良いコミュ名だと思います。
また、鈴木もかなり良いですね。GRADだと央路くんに「演技下手すぎ」と言われていましたが、このドラマの中だと良い演技をしていたと思います。特に凛世からツバサのことは何ともないと言われた時にだけ笑顔のカットが入るのはめちゃくちゃ良いですね。あまり百合は好みのジャンルでは無いですが、鈴木→凛世のかなり良い感じにぐちゃぐちゃした感情による関係性が描けていたドラマだと思います。
あと、コミュ中で月の光とかパヴァーヌとかの既存のピアノ曲が流れていたのは驚きました。これまでのシャニのコミュでそういうのって無かったような気がします。これで次のBGM集に普通のこれらのピアノ曲が入っていたらそれはそれで面白い。
Pカードコミュ
【桜花拾】郁田はるき

はるきの限定SSRです。
はるきは感性が瑞々しくて、コミュを読む度にシャニマス向きのアイドルだなと感じます。今年はトワコレはるきの「走った先に何もなかったら、一緒に「なかったね」って笑ってくれますか」が流行語にノミネートされたり、アイマスエキスポでこの台詞の展示が10万いいね位付いていたりとトワコレの方がよく話題になりましたが、個人的には限定のこちらのコミュの方が好みでした。
コミュの内容としては、「永遠」をテーマにした家具のショートムービー制作の依頼をこなしていく様子を描いたものになります。結構難しいテーマですが、はるきが色々考えながら課題に取り組んでいく姿がとても面白いです。特に、コミュ3のところで、アイデア出しのサポートしようかと友人から提案された時の考え方は、創作する際の重要な視点を持っているように感じてすごい立派だ……となりました。

また、はるきは「永遠」を表現するに当たって、部屋と時間を使ってアプローチしました。この部屋と時間は、過去のイベコミュである明るい部屋でも語られているため、このはるきのコミュはシャニマスにとってもかなり意味のあるものなのかも知れないと感じました。
はるきの永遠についての表現の案を閃くきっかけとなった「プロデューサーから影響を受けた後にプロデューサーがいなくなっても、過去のプロデューサーに合うまでの自分にはもう戻れなくて、それは自分にとって永遠と思えた」という気付きがかなり印象的で、これはシャニマスを遊んでいるユーザーにとっても同じでシャニマスから離れてもシャニマスを遊ぶ前の自分には戻ることは無いので、その人の中でシャニマスが血肉として生きていくことを指しているのかなと思いました。そういった部分からも、このコミュがシャニマスにとってかなり意味のあるものなのかなと思いました。
【ノンセンス・プロンプ】黛冬優子

冬優子の恒常SSRです。
大まかな内容としては冬優子が寂れた遊園地のPR大使になって遊園地を盛り上げようというものですが、シャニマスあるあるの何か知らないけど何かすごいことなっとる……というコミュでした。というのも、このコミュが出た時に三文ノワールと合わせて語られているのをよく見ましたが、三文ノワールは限定カードなので引いておらず、あまり冬優子のコミュに精通している訳では無かったので、あまり十分に理解は出来ませんでした。
ただ、コミュ4やtrueで何かすごいギミックを持たせているのは理解出来ました。私は初めてみた凛世のSSRカードかつ初trueコミュがローポジションなので、trueで何かよく分からんが凄いことをやっとる系のコミュに非常に弱いです。そのため、ノンセンス・プロンプはかなりグッときました。
【硝子少女】杜野凛世

凛世の恒常SSRです。
内容としては、錯覚をテーマにした写真集のモデルとして凛世が抜擢されたというもので、このコミュはもう凛世を追っている方にとってはコミュ全体が思い出ボムみたいな怒涛の伏線回収となっています。
WINGや水色感情、われにかへれなどなど多くの引用がありましたが、そんな中でも過去にGRADでもあった海でのやり取りは印象的でした。特にこの部分、ホンマにシャニPよく言ったと一人ではしゃいでしまいました。よくあるすれ違いで終わらせず、しっかりお互いに気持ちをぶつけ合う姿。これが本当に見たかった……!
この海のシーンでさらに言うと、凛世の声優の丸岡さんが本当に上手い。気持ちの乗せ方が凄くて、かなりグッときました。ホンマありがとう。

また、凛世のコミュでよく出てくる青だの赤だのと色と感情をリンクした表現についての解決編も描かれていて、その点もめちゃくちゃ満足ポイントでした。ここまで描き切った後で2025年は一体どういうコミュが出てくるか、とても楽しみです。
【ラヴ・レター】杜野凛世

パラコレ凛世です。
パラコレは正直もうどうなるか全く予想が出来なかったので、何が来ても文句は言わないでおこう……というくらいのハードル爆下げで読み始めましたが、硝子少女では回収しなかった凛世花伝やローポジションなどのコミュを根こそぎ回収してきてめちゃくちゃ笑いました。本当に良すぎる。もうパラレルとか言わずにこれを正規のルートと言って欲しいです。
個人的には凛世はシャニPに対する感情は好意ではなく敬愛に変わる路線が濃厚だと思っていましたが、ここまで来たらもう認めざるを得ない。好きじゃん……シャニPのこと……。まぁこれはパラコレなので、敬愛に変わるルートも存在するっちゃするのかも知れませんね。
以上になります。
凛世のコミュも良かったですが、個人的にははるきが相当良かったですね。GRADもめちゃくちゃ好きでした。来年も良い感じのコミュが読めたら良いなと思います。