シャニマスの過去の名作イベコミュを読もう

こんにちは、HIMAGOです。

 

皆さんはプレイしていますか、アイドルマスターシャイニーカラーズ。今は丁度4周年ということもあり、様々な広告・PRを見てシャニマスを始めてみる方も多いかと思います。

シャニマスはよく「コミュが良い」という話を聞くと思いますが、実際ユニット毎に特色のあるシナリオが描かれていて、どれもとても面白いものばかりです。最近ですと、アルストロメリアの『YOUR/MY Love letter』は非常に完成度が高くて満足感がありました。(下記に私の感想記事のリンクを紹介します。)

himago.hatenablog.com

 

そんなシナリオの良さが売りの一つであるため、初めてプレイされる方はネットで「シャニマス イベコミュ おすすめ」等の検索ワードでどれから読むのが良いか調べるかと思います。

個人的には「気になったユニットや、Pデスクのあらすじで面白そうだと思ったやつを読んだらええんやで」の気持ちですが、本当に初めてとなると、やっぱり最初は評判の良いものからチェックしたくなるのも分かります。そして実際私も最初はネットで調べてみて、よく話題になっている「薄桃色にこんがらがって」や「天塵」、「明るい部屋」などを優先して読んだりしました。

ただ、最初に有名どころを抑えて満足してしまうと、あまり話題に出ないようなイベコミュはどんどん後回しにしてしまい、見なくなってしまうかもしれません。

 

4周年の企画で折角アルバムの鍵を283個プレゼントという初心者にも私のように途中から参入した人にも大変助かるキャンペーンを実施してもらえたので、いっぱいイベコミュを読んでもらうためにも、今回はそこまで大きく話題にはなっていないけど十分に面白い過去の名作イベコミュを紹介したいと思います。

 

※あらすじや見どころメインでの紹介です。極力ネタバレはしないようにしていますが、念の為ご注意ください。

 

 

①夏は短し海でしょ!乙女たち~お待ち遠サマ★ごちそうSUMMER!!~

公式あらすじ:夏だ!海だ!水着の店員さんだ――!?283プロに急遽舞い込んできた、海の家のお手伝いの依頼。シフトの前半を放課後クライマックスガールズが、後半をアルストロメリアが受け持つことになり、それぞれが海の家を盛り上げるため奮闘する!千客万来、海の家!仕事も遊びもキラキラ☆メモリー、おいでませサニー・パラダイス!

 

地域を盛り上げるために、放クラとアルストロメリアが午前と午後に分かれて海の家の一日店員として活躍する話です。

午前の放クラパートは一部「五色 爆発!合宿 クライマックス!」からの流れがありますが、見ていなくても察して楽しめる内容で、第一話は初見でめちゃくちゃ笑ってしまいました。自分がシャニマスを始めたきっかけが、「そういえば、シャニマスによく筋トレやっている夏葉って人がいたな…気になるし遊んでみるか…」というものだったので、夏葉の脳筋思考が見られるとツボにハマってしまいます。

 

午後のアルストロメリアのパートは、甜花vsトンビというベストバウトが見られるので最高です。甜花が頑張ろうとする姿は、何故かジャイアンに一人で戦いを挑むのび太の心意気との重なりを感じます。こういう困ったことがあっても逃げずに立ち向かう精神が甜花GRADにも続いていると考えると、やはり見逃せないイベコミュだなと思います。

 

また、これは4thライブの時期に開催された283ショップにて事務所を模擬したフロアが展示された時の話で、社長室を模擬したフロアに「地域社会を育む企業活動賞」の盾が展示されていていました。実際シャニマスでは、そこそこの頻度で地域に密着したお仕事やボランティアの話(階段の先の君へ、アジェンダ283など)が登場しますが、一番最初はこのコミュのお仕事だったのかなと思います。そういう意味でも、是非読むべきコミュだと思います。

 

 

②オペレーション・サンタ!~包囲せよ283プロ~

公式あらすじ:「――誰かいる……!?」クリスマスイブの薄暗い事務所に持ち主不明のドライバーが一本転がった――散らばるオーナメント、逃げ惑うアイドル、パーティーの幕はまだ上がらない。――メリー、クリスマス ジングルベルが鳴る夜に。

 

リリース時の初期アイドル16人全員が登場するコミュです。俗に言う越境コミュ(違うユニットに所属するアイドルたちの交流を描いたコミュ)です。各ユニットが飾り付けや料理など役割分担をしてクリスマスパーティーに向けた準備をしている所に不審者の存在を察知し、そこから色々と展開していく話です。

メインで話を動かしているのはアンティーカと放クラで、アンティーカだと特に序盤のまだ真相がはっきり分かっていないタイミングで咲耶の身を案じる三峰が、素晴らしいフォローでとてもグッときました。こういう仲間想いな面が見られると嬉しいですね。

途中から真相に気付きつつも色々と不審者への仕掛けを張り巡らせていく様は、ホームアローン感があってとても満足感が高いです。特に放クラの不審者への仕掛けは基本的に情に訴えかけるもので、いやいやそんなの通じるの!?と思ってしまうものばかりでめちゃくちゃ面白いです。

 

あと、最後のツリー恋鐘のイラストもとても良いですね。ニッコニコの咲耶は可愛いし、摩美々のイタズラ顔も最高です。果たしてツリー恋鐘は不審者を撃退することが出来るのか…

 

また、コミュの一番最後ではアイドル達がユニットの垣根を越えて交流する様が描かれていますが、最近の越境コミュにも引けを取らない、かなり密度の高いやりとりが繰り広げられいて十分に楽しめます。

放クラの絡みは、最初に紹介した『夏は短し海でしょ!乙女たち』を見ているとより楽しめる内容になっています。個人的には、摩美々と灯織のやりとりがかなり面白くて好きなので是非見て欲しいです。

 

 

③[MAKING]スノー・マジック!

公式あらすじ:謹賀新年 お健やかに新年をお迎えのことと存じます。283プロダクション所属アイドルとスキー場とのコラボCM制作が決定致しました。また、メイキング映像『[MAKING]スノー・マジック!』も283プロダクション公式チャンネルにて配信予定です。お楽しみ頂けますと幸いです。283プロダクション 一同

 

ストレイライト加入後の283プロ全員で、一泊二日でスキー場のコラボCM用の動画を撮影する話です。こちらのコミュでは、『きよしこの夜、プレゼン・フォー・ユー!~お客様の中にサンタはいらっしゃいますかSP~』にて分けられた新ユニットで、それぞれお題に沿った動画を撮っていきます。

プレゼン・フォー・ユー!は割とよくオススメされているのを見ますが、[MAKING]スノー・マジック!も同じくらいオススメされても良いコミュだと思います。

 

個人的にグッときたのは第二話で、ここではチームうさちよかめ(愛依、智代子、恋鐘)の愛依と智代子のやりとりが描かれています。愛依はクール系のアイドルとして、智代子はチョコアイドルとして、二人とも何かしらの『キャラ』を作って自身を売り出していますが、そんな『キャラ』に関する会話は必見です。このコミュでのやりとりが、愛依がクール系アイドルの自分を『あたし』として武器にするきっかけの一つだったのかなと思います。

ふと書いていて気が付きましたが、恋鐘も長崎アイドルという『キャラ』を持っているので、うさちよかめは283プロの中でもキャラに特化したチームなのかもしれませんね。

 

また、第三話のチームまりあ(摩美々、凛世、あさひ)も見どころたっぷりです。普段ストレイライトでは、あさひの自由奔放さを愛依と冬優子が受け止めていますが、摩美々と凛世だとストレイの2人とは全然違った接し方をしていてかなり面白いです。特に摩美々は、あさひが何かトラブルを起こさないよう前もって誘導する感じがとても良いですね。凛世の、あさひの自由さをそのまま肯定する感じは、果穂と接していく中で身に付いたものと思われますが、これまでの放クラでのコミュが想起されてグッときます。

余談ですが、チームまりあの三人のうち誰か一人担当だったり推していたら、残りの二人も好きな人が多い気がします。雰囲気が違うのに何故か波長がバッチリ合っていて、気が付いたら三人とも好きになっています。この組み合わせを思いついた人は本当に凄い。

 

エンディングでは、シャニPとはづきさんが、各チームが撮って編集し終えた動画を見て色々意見を言っていきますが、プロデューサー視点で使えない映像について解説していて、とても面白いです。こういうの、もっと見てみたいですね。

 

 

④流れ星が消えるまでのジャーニー

公式あらすじ:出会った日のことおぼえているよ。たくさんの時間を過ごしたね。キミたちが忘れたとしても覚えているから。大丈夫だよ、安心して。流れ星が消えるまで一緒に、少しだけ旅をしよう。

 

アルストロメリアがメインとなったコミュで、甘奈が熱を出したり甜花にも熱が移ったりし、そんな中でのやりとりで大崎姉妹の過去に触れていく話です。過去に触れていく系だと『くもりガラスの銀曜日』が似たような系統で、こちらはイルミネの結成の頃から今までのコミュを辿っていく形になりますが、大崎姉妹は生まれた時から一緒なので幼少期まで振り返っているのが特徴です。

 

時間がどんどん長くなっていくイベコミュインフレ時代に終止符を打つかのようなめちゃくちゃあっさりした短めの内容で、初見だと「大崎姉妹の幼少期ってこんな感じなんだな~デビ太郎との思い出ってこんな感じなんか~」くらいの感想になってもおかしくありませんが、このイベコミュは特に公式あらすじが重要で、ここの内容を把握して読むと一際グッとくるものがあると思います。

私は、公式あらすじからピクサー映画の『インサイド・ヘッド』の終盤を思い出して、その時点で勝手に感動してしまいました。

 

また、最新のアルストロメリアのコミュ『YOUR/MY Love letter』でも描かれていた「甘奈には甘奈にしか、甜花には甜花にしかできないこと」という考えに至るための根幹の部分が見えたので、とても満足感があります。

 

 

まとめ

イベコミュの紹介は以上となります。

シャニマスのイベコミュは数が多いので、本当は最初のイルミネのコミュから順番に見ていくのが良いですけど、時間も取れないし途中でダレる可能性もあるので、最初は気になったり有名なのを見ていくのが良いと思います。ですが、基本的にどれも面白いものばかりで、今回紹介した以外にも名作コミュはいっぱいあるので、有名どころをチェックし終えたら、是非他のコミュも読んでみてください。